レッスン講座 ・ 2019年

2019/12/7  初心者講座 その⑨ - トリル

トリル さて、前回はプリング・オフ、について書きました。 今回は、トリル、について書いていきます。

ハンマリング・オンとプリング・オフを交互に素早く行うと、「トリル」という奏法になります。

譜面では、「tr」で表記されます。

トリルはハンマリング・オンとプリング・オフを繰り返す

トリル・楽譜上での表記 ハンマリング・オンとプリング・オフを連続で素早く繰り返すことを「トリル」と言い、小節にある「tr」がトリルの記号です。 1弦の4フレットに「tr」があるので、そこから半音か全音高いフレットにハンマリング・オンをして、戻って4フレットにプリング・オフをする、という動作を繰り返します。

トリル・実際の演奏例

半音か全音かは、使用するスケールによって違ってきます。 ここでは図のように、1弦の4フレットから5フレットへ、16分音符のトリルで表されていますが、速度は演奏者に委ねられるので、16分音符より速かったり遅くなることもあります。

弦楽器でトリル奏法をするなら、大抵はハンマリング・オンとプリング・オフで行いますが、スライドでもトリルをする人がいます。 半音か全音のフレット間で、スライドアップとスライドダウンを高速に繰り返します。

ハンマリング・オンとプリング・オフのトリルに比べると大変ですが、少し違った雰囲気が出せるかと思います。 ちなみにスライドのトリルは、ベーシストのマーカス・ミラーがよくやっているのを見ます。

具体的なことについては、こちらもご覧ください。


こちらの動画も、是非ご覧ください。


次回は、「初心者講座」、ゴーストノート、について書いていきます。 是非楽しみにしていてください。

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