レッスン講座 ・ 2018年

2018/2/16  ベースの楽しさを知ろう

1973 fender jazz bass ベースは、地味ぃ~で目立たない、ジャンケンで負けた人がやらされる楽器って感じ(笑)、って印象の人もいるのではないでしょうか。 しかし、実際にバンドをやっている人の中には、ギターも一応弾けるけど、ギターより楽しいと思うのでベースを弾いている、という人も少なくありません。

ベースは、主に単音で弾きますが、時にはギターのように和音を奏でることもあります。 そして、リズム楽器なのにメロディーも奏でられ、「指」でも「ピック」でも弾くことができます。 奏法の数は、ギターより豊富だと思います。

ラリー・グラハムが、ドラムがいないバンドで、低音弦のサムピングをバスドラム、高音弦のプリングをスネアに見立て奏した「スラップ奏法」(「チョッパー奏法」とも言う)は、今や定着し、多くのファンクファンを魅了しました。 ベースソロで使われる奏法も、その派手さからスラップ奏法を使う人は少なくありません。(私もその一人です)

ベースの練習を重ねていくとその重要性がだんだんわかってくるので、ベースを始められた方は、是非バンドを組むことをお勧めします。 ドラムの叩くリズムに、音程を加味したリズムとして、他のバンドメンバーに伝える中継的な役目を担っていることがわかると思います。 バンドのグルーヴ感やスピード感を出すのは、ベースなのです。

ギターやボーカルは、ベースの音を聞くことで、リズムを乱すことなく演奏したり歌ったりすることができます。 他のバンドメンバーがリズムを合わせようとする場合、そのよりどころとして聞いているのがベースなのです。 そして、上手くなってくると、そこかしこのバンドからひっぱりだこになります。


余談になりますが、写真は、私が所有している1973年製のフェンダージャズベースです。 製造されてからもう45年も経つのに、フルオリジナルで、美品の部類に入ると思います。 このベースを見ながらお酒を飲むのも、大人的なベースの楽しさです。(笑)


こちらの動画も、是非ご覧ください。


今後は具体的にベースの楽しさについて触れていこうと思います。 そのうち、奏法やメンテナンス方法についても載せていきますので、是非読んでみてください。

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