ブログ ・ 2018年

2018/4/12  ゴーストノート

左手ゴーストノート 今日はゴーストノートのお話しです。

ゴーストノートとは、音程にはならない音のことです。 一聴しただけでは聞き逃してしまいそうな「プッ」とか「トッ」といったのような、ピッキングのアタック音で、「存在していないようで、ちゃんと存在している」音です。

ただ単にゴーストノートだけを弾いても、あまり効果はありません。 ゴーストノートは、目立つ音ではないからです。

しかし、ゴーストノートがあるか無いかでは、聞こえ方ががらっと変わります。 実音と混ぜ、ベースラインに上手く絡めることで、とても格好良くなります。 そして、グルーヴ感のあるフレーズを作ることができます。

ゴーストノートの弾き方

ゴーストノートは、左手で弦をミュートした状態でピッキングします。 4本の指でミュートをした場合と、1本の指でミュートした場合では、ゴーストノートの音色が変わります。 そのフレーズに合わせて、ミュートする指を変えてみたらいいと思います。

ゴーストノートは、入れることでリズムに締まりが出て、フレーズにスピード感が出ます。 音程の数やタイミングを変える訳ではなく、ゴーストノートを少し足すだけで、フレーズの聞こえ方ががらっと変わります。 これは、ゴーストノートによって、リズムがより前面に出るためだと思います。

ゴーストノートの使いどころ

ゴーストノートは、休符の部分に入れたり、音価をコントロールするように弾いた音符の後に入れるなど、フレーズのスキマを狙って使うと効果的です。 ただ、闇雲に入れても格好良くなりませんし、無くても良いのに無理やり入れても、他のパートや歌の邪魔になってしまいます。 ファンク系のベーシストなど、格好良いと思ったベーシストのフレーズをコピーしてみてください。

又、ゴーストノートは、リズムのタイミングはもちろん、音数が大切です。 休符の全てを、16分音符のゴーストノートにしてしまったらどうでしょう。 恐らくうるさい演奏になってしまいます。 ゴーストノートは、音符やビートにハマっていなければ格好良く聞こえません。 そのように考えると、弾かなくて良い部分が存在しますので、その辺も考慮してフレーズを考えることが重要となります。

左手ゴーストノート

スラップ奏法に特有な「左手ゴーストノート」というテクニック。 左手で弦を「バシバシ」と叩くのですが、弦を上から打楽器のように叩いて音を鳴らすという派手な奏法もあります。

左手ゴーストノートは、それ単体で使うことはほとんどなく、通常のゴーストノート同様、実音と通常のゴーストノートを混ぜて使います。
基本は、
RLRL/RLRL/RLRL/RLRL
(R:右手  L:左手ゴーストノート)
というように、右で叩いて、左で叩いて、右で叩いて、左で叩いてを交互にやります。

慣れてきたら、右手(実音)→左手ゴーストノート→右手(ゴーストノート / 左手で弦をミュートした状態で右手で叩く)という練習をしてみましょう。 ピック弾きや指弾き、通常のスラップの場合、左手で弦を押さえる→同時に右手でピッキングとなりますが、左手ゴーストノートを使ったスラップは、まるでドラムのパラディドルのように、右手と左手の動きがバラバラになります。 それだけに、右手と左手のコンビネーションに気をつけて練習することが重要となります。


こちらの動画も、是非ご覧ください。


ゴーストノートを出すこと自体は、それほど難しくありません。 難しいのは、どこで入れると格好良いのかということと、左手ゴーストノートでは右手のコンビネーションとなります。

次回は、「スライド奏法・グリッサンド奏法」について書いていきます。 是非楽しみにしていてください。

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