ブログ ・ 2018年

2018/12/12  タイム感 その① - タイム感について

ライヴ 今日から何回かに渡って、タイム感について書いていきます。

「タイム感」や「リズム感」という言葉はよく聞きますよね。 タイム感がいいとか悪いとか。 他にも「グルーヴ感」といったものもありますが、私は、ベーシストは特に、タイム感が重要だと思っています。 これを養わないと、気持ち良いと感じる演奏ができなくなってしまいます。

タイム感とは

リハーサルやライヴなどで、曲が始まってから後半に向けて、だんだんとテンポが速くなったり(走ったり)、テンポが遅くなったり(モタったり)したことがありますよね? もしかしたら気づいていないかも知れませんが、きっとあるはずです。 もし、それがわからない方は、リハーサルやライヴのときの音源を聴いてみてください。

平たくいえばタイム感とは、「走ったりモタったりしていることに気がつける感覚」ということになります。 この感覚を身につけて、タイムキープ(テンポキープ)をする、ことが、ベーシストにとってはとても重要です。 バンドでしっかりしたタイムキープができていると、本人たちも聴いている人たちも、気持ち良いと感じる演奏になります。

バンドでのタイムキープ

ところで、バンドでタイムキープをするのは、誰の役割でしょうか。 一見ドラマーかと思いがちですが、決してドラマーだけではありません。 ベーシストはもちろん、全員がタイムキープをする必要があります。 ドラマーだけがタイムキープをしていても、他のメンバーが走ったりモタったりしていたら、バンドとしてはまとまりのない散漫な演奏になってしまいます。 ベースやドラムは、全員がしっかりしたタイムキープができるよう、曲を引っ張っていく必要があります。

とはいっても、ライヴなどで気持ちが高ぶったり緊張してくると、ドラマーでさえも走りがちになります。 そんなとき、ベーシストが冷静に軌道修正できたら、すばらしく気持ち良い演奏ができるはずです。

音源や他のメンバーに頼ることなく、正確なリズムをキープをする感覚

自分のビートではなく、ドラムや他のメンバーのビートに乗っかって演奏をしたことはないでしょうか。 自分のタイム感が安定していなかったり、どんなリズムかわからない場合に、ドラムや他のメンバーに頼ることもありますが、頼りきりになると、自分でビートを出す意識を持たずに演奏するので、タイム感が育ちません。 誰かに頼らないと、タイムキープができなくなってしまいます。

よく個人で練習をするときに、音源にばかり合わしている方は気をつけてください。 この状態になり、他のメンバーに乗っかっている自覚症状がなくなってしまうことがあります。

誰かのコピー曲を演奏するときに、メンバー全員がその曲を忠実にコピーしていたとしても、実際のバンドのリハーサルでは、プレイする人によって微妙にリズム感やフレーズが異なります。 音源と合わせているときは弾けていたのに、バンドのリハーサルでは弾けなかった、という経験は誰にでもあるはず。 私もかつてこのような経験をしたことがあります。 これは、音源のビートに頼って演奏するクセがついてしまい、自分でビートを出せなくなっている証拠です。

そこで、音源や他のメンバーに頼ることなく、正確なリズムをキープをする感覚を養うことが必要になってくるのです。


こちらの動画も、是非ご覧ください。


次回は、「タイム感」を身につける方法について書いていきます。 是非楽しみにしていてください。

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