ブログ ・ 2020年

2020/7/4  スケールとコード その⑩ - カノン進行と分数コード その②

ライヴ さて、前回はカノン進行と分数コードの概要について書きました。 今回は、カノン進行のベースライン例、について書いていきます。

前回のブログで、カノン進行のコード譜に、皆さん自身で曲の感じがなめらかになるベースラインを作ってみてください、と宿題を出させていただきましたが、できましたか?

ベースラインをなめらかにする

前回のブログで書いたように、C - G - Am - Em - F - C - Dm - G というコード進行があったときに、ベースラインは、例えば下記のようになります。

カノン進行ベースライン①

ベースラインをなめらかにするには、まず2小節目の G に注目してください。 G のコードトーンは、G(ルート)、B(3度)、D(5度)でしたね? このときのポイントは、まず G の3度が B だということです。 3小節目が Am、ルートは A ですので、前回学んだ分数コードを使って、2小節目で G の3度である B を弾けば、C - G/B -Am というメロディーらしい動きになり、上記のタブ譜と比べてベースラインがなめらかになります。

それは、4小節目の Em や6小節目の C でも同様です。

分数コードを使ったカノン進行のベースライン

では、分数コードを使ったカノン進行のベースラインを見てみましょう。

カノン進行ベースライン①

上記のタブ譜では、2小節目の G/B に加え、4小節目では G (Em のマイナー3度)、6小節目では E (C のメジャー3度)を弾いています。 そうすることにより、ベースラインはCのメジャースケールを下降してくるメロディーらしい動きになって、なめらかになりました。

このように、ベースは小節の初めの音(コードが変わるときの最初の音)で、ルート以外の音を弾くこともある、ということがわかりました。 もちろんベースがルートを弾くことで、曲はしっくりした感じになります。 しかし、曲のコード進行や、歌も含めた他の楽器が何の音を出しているかによって、ベースがルート以外の音を弾くことで、曲が生きてくることもあるのです。

下記は2小節目、4小節目、6小節目で分数コードを使っているのですが、分数コードの小節の3つめの音をルートにしてみました。

カノン進行ベースライン①

どうですか? ベースラインはメロディーらしい動きになって、かつ曲の感じはしっくりしたのではないでしょうか?


こちらの動画も、是非ご覧ください。


次回は、「スケールとコード」、キー、について書いていきます。 是非楽しみにしていてください。

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