レッスン講座 ・ 2020年

2020/12/17  スケールとコードⅡ その⑦ - ペンタトニック実践 / ♭5thでブルージィに②

ライヴ さて、前回はペンタトニックのフレーズに♭5thの音を加えた、ブルージィなロックフレーズについて書きました。 今回は♭5thの音を加えて、ハードロックやヘヴィメタルにも使えるようなフレーズを作ってみました。

トレーニングフレーズ

ディストーションギターとユニゾンで弾くと、とても気持ちのよいフレーズです。 前回同様マイナーペンタトニックに♭5thの音を加えて、ザ・ロック!という感じに仕上げています。 早速弾いてみましょう。

マイナーペンタトニックトレーニングフレーズ

上手く弾けましたか?

このフレーズでは、3弦の6フレットが♭5thです。 低音弦を中心に♭5thを少し長めに弾くことで、不良っぽさを出しています。 譜割が16分音符と細かいので、ゆっくりから始めましょう。 特に4小節目は、しっかりと休符を意識して、裏をタイトに弾くよう心がけましょう。

指板図で音を確認

マイナーペンタトニックスケール このフレーズで使われている音を、指板図で確認してみましょう。

以前にも紹介した、赤枠で囲っているマイナーペンタトニックの基本的な指板図に、♭5thを加えたものになります。 マイナーペンタトニックの基本的な指板図がわからない方は、下記を確認してみてください。

基本的な指板図のマイナー3度は、4弦8フレットの◯になりますが、このフレーズでは運指を考えて、3弦3フレットを使っています。 3弦3フレットも4弦8フレットも、同じCの音だということに注目して下さい。

また、4弦3フレットGは、赤枠内の2弦5フレットGの1オクターブ下だとということにも注目してください。

前回も説明したとおり、ルートからみて1フレット分斜め上、または斜め下となります。


こちらの動画も、是非ご覧ください。


次回は、「スケールとコードⅡ」、ペンタトニック実践 / マイナーペンタトニックにメジャー3rdをプラスです。 是非楽しみにしていてください。

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