2021/5/28 スケールとコードⅡ その⑱ - ペンタトニック実践 / ブルース編
さて、前回はマイナーペンタトニックに△7thと♭5thを加えた、ロックスタイルのフレーズを作ってみました。 今回はペンタトニックの仕上げとして、少しジャズの要素を加えたブルースのフレーズを作ってみました。
トレーニングフレーズ
ペンタトニックと切っても切れないジャンル、それは今まで学んできたロックやファンクはもちろんですが、このブルースもその1つです。 そして、ロックよりもさらにブルージィさを演出するには、度々出てきた♭5thとともに6thを活用するのがいいでしょう。
さて、それでは早速弾いてみましょう。
ブルースはあまりベーシストには好まれないジャンルなのですが、ギタリストには非常に好まれ、セッションなどでは必ずやるジャンルです。 従って、嫌いだからできない、というのはかなりヤバイかも... この際ですから、ここでしっかりブルースの雛形を覚えてしまいましょう。
このトレーニングフレーズは少しジャズの要素も取り入れていますので、これをマスターすれば、セッションやフレーズ作りに非常に役立つでしょう。
このフレーズは、一度聴いたことがあるような典型的なパターンになっています。 シャッフルに乗せたべースラインで、12小節がひとくくりになっているのがブルースの特徴です。 小気味よく弾くように心がけましょう。
次回、同じ音使いでロックンロールパターンを載せたいと思います。 具体的な音使いについては、次回の記事で詳しく説明していくことにします。
こちらの動画も、是非ご覧ください。
次回はペンタトニックの仕上げ最終章、「スケールとコードⅡ」、ペンタトニック実践 / ロックンロール編です。 是非楽しみにしていてください。