2021/6/21 スケールとコードⅡ その⑲ - ペンタトニック実践 / ロックンロール編
さて、ペンタトニックの仕上げとして、少しジャズの要素を加えたブルースのフレーズを作ってみました。 今回はペンタトニックの仕上げ最終章として、前回と同じ音使いでロックンロールのフレーズを作ってみました。
トレーニングフレーズ
今回もブルージィさを演出するために、度々出てきた♭5thとともに6thを活用しています。 音使いとフレーズそのものは前回のフレーズと同じですので、前回のフレーズを練習していたら容易に弾けるでしょう。 ロックっぽいノリで軽快に弾くよう心がけましょう。
さて、それでは早速弾いてみましょう。
音使いとしては、基本的にペンタトニックの音だけでも十分なのですが、4小節目、8小節目、12小節目ではフィルっぽい感じで♭5thや6thを入れています。 まず4小節4泊目の3弦6フレットD#が♭5th、8小節2泊目裏と3泊目裏の3弦9フレットF#が6th、そして、同じく12小節3泊目の16の裏と4泊目裏F#が6thとなります。
このように、ペンタトニックに少し味付けをするとブルージィさがグッと増して、かっこいいフレーズを作ることができます。 是非マスターして、自分のフレーズに取り入れてみてください。
これでペンタトニックに関する講座は一旦終わりにしたいと思います。 次回からは、初心者の方から要望が多い、スラップに関する弾き方、テクニックについて解説していきたいと思います。
こちらの動画も、是非ご覧ください。
次回は初心者のためのスラップ、サムピングダウンです。 是非楽しみにしていてください。