レッスン講座 ・ 2021年

2021/7/22  初心者のためのスラップ その① - サムピングダウン

ライヴ さて、前回までは「ペンタトニック実践」として、色々なテンションを使ったフレーズを練習してきました。 今回からは「初心者のためのスラップ」と称して、スラップについて1から書いていきたいと思います。 第1回目はサムピングダウンです。

サムピングダウン

スラップを始める方は、まずは、親指で弦を叩く「サムピング」から練習しましょう。 スラップは、全体的にサムピングの占める割合が多く、スラップの基本動作となります。 まず初心者の方は、3弦、4弦がサムピングダウンできちんと弾けるよう、練習していきます。

サムピングダウンには、振り抜きスタイルとバウンドスタイルがありますが、まずは振り抜きスタイルを練習していきます。

まずは下記の動画をご覧下さい。

動画でも解説していますが、右手の親指を力まない程度に真っ直ぐ伸ばし、残り四本の指を軽く握る感じで、腕から手首にかけての回転を利用して親指を振り抜きます。 よく「ドアノブを回す感じ」とか「団扇を扇ぐ感じ」と言われることがありますが、親指を押し当てるのではなく、腕の回転を利用して振り抜いてください。

そして親指を弦に当てる位置ですが、親指の第一関節のあたりがいいと思います。 もっとも、ベースを低く構えた場合には、爪の横あたりでプレイする奏法も存在しますが、初心者の方はなるべくベースを高めに構えて、親指の第一関節あたりを当てるようにしてください。 かっこいいからといって、いきなりベースを低く構えても、思うように音が出ず、つまずく原因となります。

トレーニングフレーズ

それでは動画でも弾いているトレーニングフレーズ弾いてみましょう。

サムピングダウン

上手く弾けましたか?

まずはゆっくりしたテンポで練習して、だんだんテンポアップするようにしてください。 そのテンポできちんと音が鳴るようになったら、少しずつテンポを上げていきましょう。


こちらの動画も、是非ご覧ください。


次回は初心者のためのスラップ、サムピングダウン・プル①です。 是非楽しみにしていてください。

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