レッスン講座 ・ 2021年

2021/1/11  スケールとコードⅡ その⑨ - ペンタトニック実践 / メジャー7thでお洒落を演出

リハーサル みなさん、明けましておめでとうございます。 昨年最後のレッスン講座では、マイナーペンタトニックにメジャー3rdを加えて、ブルース感が出るようなフレーズを作ってみました。 2021年最初のレッスン講座では、メジャーペンタトニックにメジャー7thを加えて、お洒落を演出するフレーズを作ってみます。

トレーニングフレーズ

メジャーペンタトニックにメジャー7th(以下△7thと表記します。)をプラスすると、お洒落度がかなりアップします。 △7thコードの響きが欲しいときにチョイスするといいですね。

その響きが持つ雰囲気は、ズバリお洒落感です。 そして、その響きは憂いも少し含んでいます。 それでは、早速弾いてみましょう。

メジャーペンタトニックトレーニングフレーズ

上手く弾けましたか?

このフレーズでは、コードがCmaj7のときは2弦9フレット、コードがB♭maj7のときは2弦7フレットが△7thです。 ルートから1フレット分ローポジション側にあるのが△7th、と覚えると覚えやすいと思います。

また、△7thを使うとき、9thを一緒に使うことが多いです。 9thは簡単に言ってしまうと2ndの1オクターブ上の音で、そういう意味ではメジャーペンタトニックスケールに含まれる音なので、容易に覚えられるでしょう。 9thと聞くと難しそうなイメージがありますが、実はルートの次の音、2ndの1オクターブ上を9thと呼ぶだけなんです。 このフレーズでは、3小節目の2弦12フレット、4小節目の2弦の10フレットが9thになります。

指板図で音を確認

メジャーペンタトニックスケール このフレーズで使われている音を、指板図で確認してみましょう。

赤枠で囲っている部分が、以前にも紹介したメジャーペンタトニックの基本的な指板図になります。 メジャーペンタトニックの基本的な指板図がわからない方は、下記を確認してみてください。

指板図ではが△7thになります。 指板図はコードがCmaj7のときのものですが、コードがB♭maj7のときは、この指板図をそのまま2フレット分ローポジション側に平行移動させてください。 ◯はこのフレーズでは使っていない音ですが、メジャーペンタトニックの指板図がわかりやすいように付記しています。

そして4弦10フレット(コードがB♭maj7のときは4弦8フレット)の◯、2ndの1オクターブ上が9thになります。 指板図で覚えてしまえばとても容易でしょう。

メジャーペンタトニックのとき、単独で使っても違和感がないのが△7thですが、9thとの相性はとても良いので、両方を組み合わせて使うと、よりお洒落を演出することができます。


こちらの動画も、是非ご覧ください。


次回は、「スケールとコードⅡ」、ペンタトニック実践 / ファンキーな6th①です。 是非楽しみにしていてください。

PAGETOP