2022/4/14 初心者のためのスラップ その⑨ - ハンマリング 前編
さて、前回まではサムピングダウンとプルを使った、横移動と縦移動のパターンを書いてきました。
今回は、ハンマリングをサムピングダウンとプルを使って練習してみましょう。
ハンマリング
ハンマリングとは、以前説明したように、正式名称をハンマリング・オンといい、右手でピッキングした後、左手で押弦して音を出す奏法です。 ハンマリングは、低い音程から高い音程へと向かいます。 ピッキングのアタックが無くなるので、滑らかに音を繋ぐことができます。
詳しい弾き方については、下記も確認してみてください。
スラップにおいて、ハンマリングは必須のテクニックです。 スムーズにプレイができるようになるまで、ゆっくりしたテンポから繰り返し練習しましょう。
まずは下記の動画をご覧下さい。
動画を観るとわかりますが、ハンマリングのコツは、人差し指で押さえている状態で音を出して、音を途切れさせないように半音、もしくは1音上のフレットを、人差し指以外の指で押弦します。 そのとき押弦した指を、ハンマーのように見立て勢い良く弦を叩きます。 音が切れない程度に左手の力を抜き、普通に弾いているときと同じリズムで左手を動かすように、意識しながら練習してみてください。
まず最初は、出来る限り指を振りかぶって、目いっぱいの反動を使って弦を叩いてみてください。 そうすることで、ハンマリングのタイミングや力の入れ具合がわかってきます。
トレーニングフレーズ
それでは動画でも弾いているトレーニングフレーズ弾いてみましょう。
タブ譜の上段が、今回練習するフレーズです。 下段は次回、「ハンマリング 後半」で解説していきます。
上手く弾けましたか?
まずはゆっくりしたテンポで練習して、だんだんテンポアップするようにしてください。 そのテンポできちんと音が鳴るようになったら、少しずつテンポを上げていきましょう。
こちらの動画も、是非ご覧ください。
次回は初心者のためのスラップ、ハンマリング 後編です。 是非楽しみにしていてください。