レッスン講座 ・ 2022年

2022/6/28  初心者のためのスラップ その⑩ - ハンマリング 後編

ライヴ さて前回は、ハンマリングをサムピングダウンとプルを使ったパターンを書きました。 今回はその後編、前回の続きを書いていきます。

ハンマリング

前回も書きましたが、ハンマリングとは正式名称をハンマリング・オンといい、右手でピッキングした後、左手で押弦して音を出す奏法です。 ハンマリングは、低い音程から高い音程へと向かいます。 ピッキングのアタックが無くなるので、滑らかに音を繋ぐことができます。

詳しい弾き方については、下記も確認してみてください。

何度も書きますが、スラップにおいてハンマリングは必須のテクニックです。 スムーズにプレイができるようになるまで、ゆっくりしたテンポから繰り返し練習しましょう。

まずは下記の動画をご覧下さい。

前編の復習になりますが、ハンマリングのコツは、人差し指で押さえている状態で音を出して、音を途切れさせないように半音、もしくは1音上のフレットを、人差し指以外の指で押弦します。 そのとき押弦した指を、ハンマーのように見立て勢い良く弦を叩きます。 音が切れない程度に左手の力を抜き、普通に弾いているときと同じリズムで左手を動かすように、意識しながら練習してみてください。

初めのうちは、出来る限り指を振りかぶって、目いっぱいの反動を使って弦を叩いてみてください。 そうすることで、ハンマリングのタイミングや力の入れ具合がわかってきます。

トレーニングフレーズ

それでは動画でも弾いているトレーニングフレーズ弾いてみましょう。

タブ譜の下段が、今回練習するフレーズです。 上段は前回、「ハンマリング 前編」で解説してますので、是非参考にしてみてください。

ハンマリング 後編

上手く弾けましたか?

まずはゆっくりしたテンポで練習して、だんだんテンポアップするようにしてください。 そのテンポできちんと音が鳴るようになったら、少しずつテンポを上げていきましょう。


こちらの動画も、是非ご覧ください。


次回は初心者のためのスラップ、サムピングダウン・プル まとめ 前編です。 是非楽しみにしていてください。

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