2020/5/9 スケールとコード その⑥ - ルート、3度、5度を使ったベースライン
さて、前回は3度と5度について、実践的な指板図を中心に書きました。 今回は、ルート、3度、5度を使ったベースライン、について書いていきます。
前回までのレッスン講座で、指板におけるルート、3度、5度の位置、関係は理解できたのではないでしょうか。 まだ理解できていない方は、もう一度過去のレッスン講座に戻って確認してください。
ルート、3度、5度を使ったベースラインを作ってみよう。
下記のコード譜があります。 コード譜に書かれたコード、リズムを元に、コード譜の下の音源に合わせて、ルート、3度、5度を使ってベースラインを作ってみましょう。
どうですか? できましたか?
とりあえずできたけれど、なんとなくしっくりこない方は、小節の初めの音(コードが変わるときの最初の音)はルートを弾いて、残りの音に3度、5度を割り当ててみましょう。 だいぶしっくりしたベースラインになったのではないでしょうか?
ところで、コードに含まれている音のことを、コードトーンといいます。 コードが変わる直前の音は、コードトーンを弾くとしっくりくるのですが、今回はルート、3度、5度というコードトーンのみを使用したベースラインなので、コードが変わる直前の音は、必然的にコードトーンになります。
ルート、3度、5度を使ったベースライン例
下記にルート、3度、5度を使ったベースライン例を載せておきます。
上記以外にも、小節の中で音の順番を変えたり、全体のリズムを変えると、色々なベースラインが作れます。
こちらの動画も、是非ご覧ください。
次回は、「スケールとコード」、3度音程のトレーニングフレーズ、について書いていきます。 是非楽しみにしていてください。